ゆとり思考の独り言!

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田舎に住むなら避けては通れない消防団の実態について語る

田舎に住むなら避けては通れない消防団の実態について語る

 

田舎に住みならほぼ高確率で勧誘されるであろう消防団について語っていきます。

 

田舎に住みたいけど消防団ってどんな組織なの?

 

活動内容はどのくらいの頻度であるの?

 

そんな疑問に元消防団の私が正直に答えます。

 

これを読めば消防団の活動内容が大まかではありますが分かります。

 

それではどうぞ!

 

 

消防団の活動内容とは

 

消防団の活動内容はおおまかに分けて4つです

 

なんか抜けてたらごめんなさい🙏

 

操法大会

 

冬場の町内の見回り

 

慰安旅行

 

年末の夜警

 

一つ一つの内容を体験談を交えつつ解説して行きます。

 

年末の夜警!

 

夜警は年末に詰所と呼ばれる消防団員の基地的な場所でうちの地域では28日から30日の三日間夜中の7時間から朝まで泊まり込で火事に備えての警戒にあたります。

 

基本的に強制参加でとても断れる雰囲気ではなかったのを覚えています。

 

泊まりってだけでも嫌なのに追い打ちをかけるように友達が地元に帰ってくる年末にあるのが悪意たっぷりです。

 

年末はみんな気が緩むから仕方ないけどね

 

でも皆さんは泊まる必要があると思いますか?

 

昔だったら確かにスマホもなく連絡が付きづらいからいつでも行けるように詰所に集まるのは仕方ないことかも知れません。

 

でも今はスマホがあり、連絡手段は格段に増えました。

 

家に居て緊急事態には出動するでもいいと思いませんか?

 

こんな疑問を私も抱きました。

 

でも家じゃダメな理由があったのですそれは...

 

集まって飲めないから!

 

えっそんな理由!

 

そんな理由です。

 

消防団夜警をすると経費で鍋の具材やおつまみは買えるし、差し入れでお酒はどんどん入ってきます。

 

断言していいです!

 

飲みたいからから集まってます。

 

私みたいな若者は鍋の準備をしたりお酒作ったり、勝手の良い雑用です。

 

ここで一つエピソードを挟むと

 

私はこの酒飲み大会から抜け出したくてたまりませんでした。

 

一体なんの集まりだよ。酒飲んで緊急事態に備えるとか笑い取りにきてんのかよ。

 

なんて1人で考えていると。

 

消防団でも偉い人がもうこんな時間だから帰りたい人は帰っていいよ!

 

まさに地獄から差し伸べられた救いの手!

 

これを聞いて帰り始める人もチラホラ

 

よしっいける!この流れに乗るんだ帰ってモンハンするんだ!

 

「あの...すいません俺もちょっと用事あって帰りたいです」

 

「いやダメ」

 

思わずはぁ!?と叫んでしまいたくなるのを堪えて

笑顔でまぁそうですよね

 

って言った俺を誰か褒めて欲しいぐらいです。

 

そこからも地獄の飲み会は続き帰れたのは朝の4時でした!

 

飲んでる先輩が寝てるのを隙にこっそり帰りました。

 

誰が好きでオッサンと寝るんだよ!年末に!

 

このように消防団では会社だとパワハラとなってもおかしくないことが結構頻繁に起こります。

 

会社みたいにコンプライアンスや規定があんまりない消防団だからこそ起こります。

 

一言でまとめると夜警は飲み会酒好き以外は辞めとけです。

 

 

冬場の見回り

 

これは全然難易度は低いです。

 

積載車に乗って担当地域を周り火事に気をつけてくださいって言えばいいだけです。

 

12月に私は3回行いました。

 

ちゃんとした消防団らしい活動もちゃんと行ないます。

 

私は消防団って人の役に立ってめっちゃいいじゃんって入ったのに...。

 

慰安旅行

 

地域によっては消防団は年に1回慰安旅行に行くことがあります。

 

私は内容を事前に聞いたり、ネットで調べたので行きませんと断りました。

 

先輩から慰安旅行の内容を聞くと出てくる言葉はキャバクラだのソープだのバーだの

 

夜のお店に行くことで頭がいっぱいなのです。

 

消防団員は奥さんがいる人ばかりなのに恥ずかしくないのかなこの人達...

 

この旅行に行くお金は消防団の訓練や行事消火活動に出席したお金で行きます。

 

旅行行かないからお金ください...。

 

 

操法大会

 

消防団って言ったらこれ操法大会ですよね ?!

 

2年に1回に開催される消防団の甲子園的なものです

 

ガチで優勝を狙う団は4ヶ月前から練習をほぼ毎日行うって話を先輩から聞きました。

 

 

うちの地域はゆるい方なので2ヶ月前から週に3回ほど夜8時から2時間ぐらい練習しました。

 

最初は良かったんですが、日を経つに連れて私の精神は擦れていきのが分かりました。

 

仕事だったらいいのです、お金も発生するし頑張れます。

 

でもこれほぼボランティアです。

 

ボランティア精神豊富で集まりが好きな人なら大丈夫でしょう。

 

でもほとんどの人が仕事のあとの時間まで練習するのは嫌です。

 

だから練習の雰囲気も悪いくなりますし、いいことあんまりありません。

 

あるとすれば上手くいった時の達成感ですね!

 

でも練習の苦痛の方が数段上回ります。

 

消防団に入る時は慎重に!

 

私は消防団って行方不明者探したり、緊急事態に駆けつけたりカッコイイな!

 

って気持ちで詳しくも調べもせず入りました。

 

でも実態は何か集まって活動したら打ち上げの飲み会 何かあったら飲み会の集団でした。

 

もちろん全国の全部の消防団がそうだとは言ってません。

 

東日本大震災の時に最後まで水門を閉めたり、避難勧告をして殉死された人もいることも知っています。

 

でも私が入ったような消防団があることも覚えておいてください。

 

消防団の勧誘があったら二つ返事で承諾せず、その地域の消防活動を聞いたり、調べたりして判断しましょう。

 

じゃないとギャップの差に苦しむことになります

 

それでは!